掘り出したわらびの根っこの土を落としたもの、いい色してます。
断面も美しい!
ここに隠れているでんぷんを、今から取り出す作業にはいります。
これが正真正銘のわらび粉。
時価○○○○円。市場では、キロ2万円ぐらいするんです。
この数グラムを作るために必要な手作業とは・・・。
3年まえから、準備されてきた山内地域局の山初さん。根っこを粉砕するために、2cmくらいに切ります。
ジューサーで、根と水を入れて粉砕します。
飲むふりをしておちょけているのは、このプロジェクトの言いだしっぺ、山本さん。
今は担当が変わってしまいましたが、わざわざのぞきに来てくれました。
横手の五十嵐市長から、このプロジェクトについて大阪天神橋筋のMUTSUMIさんというお好み焼屋さんで最初にうかがったとき、山本さんから少量のわらび粉をもらいました。が、そのときはなんでこんなに少しだけ?? と思ったものです。
恥ずかしながら、わらび粉の価値がまだわかっていなかったんですね。
隣りで、マーケティング課の山田さんが、粉砕したものをネットに入れて、でんぷんもみだし作業をまじめにしています。
繊維など余計なものを取り除くために、大量の水を足して、何度もろ過していきます。
山内地域局産業建設課長の加賀谷さんによる、ろ過の仕上げ工程です。
さらしにもわずかにでんぷんが残ってるからね・・・と、さらしを洗った水からもでんぷんを取り出したい思いが伝わります。貴重な貴重なわらび粉なのです!
こうして、2時間あまりのろ過作業第一段階が完了しました。
でんぷんが沈殿するのを待つため、明日まで置いておきます。
ここで問題・・この7つのケースから、何グラムのわらび粉ができるでしょう?