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本葛でといた、さらっと後口のいいタレがからむ、みたらし＆やじろ。
丸いみたらしだんごの手前、四角いのが、たがね餅を焼いた、やじろだんご。
たがねは、もち米とうるち半々で、歯ごたえしっかりのお餅。
かむほどに餅の旨味があって、餅好きにはたまらない。
焼く前のみたらし2種。
丸いみたらしも、少しつぶして、よりタレがからみやすい形に。
９代目、玉屋吉兵衛さん。伝統を丁寧に守りぬく、津が誇る餅職人。
伊勢街道は、桑名から伊勢まで、別名もち街道と呼ばれるほど、お餅のバリエーションが豊かなのです。
津の名物、「けいらん」もこのとおり。
塩味のきいたこしあんをくるみ、カラフルなもち米トッピングで、蒸しあげる。
ほかにも、オランダ、赤飯饅頭、十穀おはぎ、草もち、栗じょうよ、高虎だんご。
津にいる人は、本当に幸せものです！
揚げたてはんぺい、地元では「はべん」。
こちらは、軽く焼いてわさび醤油がおすすめ。
むかしはこの道具で作っていたとか。たしかによくできた道具。
いまも丁寧に作る今甚さんの三兄弟。
手作りなので、ふんわり食感がちがいます。
毎日食べても飽きない今甚さんの味。津の人はスーパーで買えるのでうらやましい！
粉をうまくつかうと、食感がよくなるとか。練りもんもコナモンが必須だそうですよ。
津の蒲鉾事業の灯を消さないよう、がんばってくださいね！
そうそう、津ぎょうざ風のものも開発されてました。
海老一匹をすり身でくるみ、餃子の皮で巻いたもので、パリパリのとろけるすり身食感が最高でした。
今甚さんの三兄弟恐るべし！！ですぞ。
津観音の節分で欠かせないお菓子が福引煎餅。
交通の要所であり、東西の交流点だった津には、お菓子の文化が深くのこっているのです。
いまでは、津では、平治煎餅本店さんでしか作っていないそうです。
大きな厚焼き煎餅のなかに、福引を入れて、折り曲げたご祝儀もの。
平治煎餅もおいしいですから、きっと福引煎餅もおいしいだろうな・・・
看板娘の恭子さん、きびきびと接客されてました。
藤堂藩の日記にあるカステヒラのレシピを、三華堂さんが復刻しました。
砂糖と玉子と小麦粉だけ。
いまのにくらべると少しパサつきます。
と、きいてはいましたが、おいしいです。
いまのみょうにねっとりしたのより、ずっと食べやすい。
これはやみつきカステイラですよ！
うな丼ばっかりだと、おなかがあきてきてるので、うざくをたのみました。
白焼きのからし酢味噌も。
こちら、200席以上もある大型店。
もしかしたら鰻専門店では日本最大級かも。
それにしても、このビルの色、飲食店らしからぬ・・というか（＾ ＾；
駅近くの餃子日和さんでも、津ぎょうざは食べられます。
さらにスイーツ系もあって、クリームチーズとりんご・・というので
かぶりついてみると。
うまい！ アイス添えもいいです。
カレー焼と双璧をなすであろう、蜂蜜まんじゅう。
50円ですから、とぶように売れていきます。
半自動の機械も特注らしく、ようでけてます。
親戚に蜂蜜やさんがいて･･この話どっかで聞いたことが・・・と記憶をたどると、
福岡の蜂楽まんじゅうも同じ感じで、包み紙のデザインもなぜか同じ。
ところかわれば・・の逆で、ところかわれど、おいしい蜂蜜まんはおなじなのでした。
数ある津名物のなかで、今回しめに食べたのがコレ。
ずっと気になってたので、同行の記者さんをふりきって、買いにいきました。
取材はNGなので、外で食べて、でも駅につくまでにペロリ！
バランスいいです、うまいです。
こんなに食べ続けているのに、ちゃんとおいしい。表面のパリ感も◎
伊勢でぱんじゅうをさがしたときのことを、ふと思い出しました。
おやつ文化の深い津ならではの逸品ですね。
天むすも津が発祥とは･･知りませんでした。
にぎりたてを一つつまんで。
海老天とご飯、海苔の相性がいいです。
駅でも売ってます。お弁当に最適ですよね。
津の人気うどん店へ。
関西で修業したお父さんからひきついで、2代目はまじめに麺を打ちます。
「幸助うどん」700円は、とろろ、かつお、なめこおろし・・と3種が楽しめるお値打ち看板メニュー。
かなりの分量で、これは人気もうなづけます。
麺はしっかり、重く、武ちゃんにも食べに来てチェックしてもらいたいです。
津を盛り上げようとがんばる一人、岩脇さんの麺は、ほんとに打ち手そのまんまのまっすぐ、素朴な麺でした。
