「粉もん、コナモン、どんなもん」のセミナーしめくくりは、筒井之隆さんによる「カップヌードル」のお話でした。
筒井さんは、世界のカップヌードルの産みの親、日清食品の創業者であり、96歳の現在も研究開発の勢いをもっておられる安藤百福さんとともに、世界の麺をたずねたり、日清のユニークな広報活動をになってこられた、マーケティングのプロフェッショナル。最近は立命館大学の経営学部の教授もこなし、恋愛小説や、アルトサックスにまで広げての、まさに人生の達人です。
いまや国民食から国際食、そして宇宙食にまで進化の歩みをとめることのない、敬愛すべきインスタントラーメンのお話は、48歳でチキンラーメン、61歳でカップヌードル、そして90歳をこえて、宇宙食の発想をひらめいた百福さんの偉業にはじまり、スペースシャトルでカップヌードルのNASA版「SPACE RAM」(右上写真)を、おいしそうにレポートする宇宙飛行士、野口さんの貴重な映像まで、知ってるつもりのインスタントラーメンの魅力を再認識させてもらいました。
おみやげに用意していただいた、日清の3点セットにも、みなさん大喜び。
セミナーのあと、先週お世話になった‘てんま‘さんにおじゃまして、筒井さんから、協会の活動についてのアドバイスをたくさんいただきました。楽しくて、おいしくて、素敵なひとときをありがとうございました!