コナモン日記

2470/ 自家製バニラ

アイスモナカの試作のために購入したアイスクリームメイカーで、バニラアイスを作りました。

バニラはインドで買った上物、あとはミルクと卵黄とお砂糖で、完璧にうまいです。

ロイヤルコペンハーゲン、テネラのテーブルにのせて、スプーンは、Signe Persson-Melin　のコルクの持ち手タイプ。

自家製は、どんな店のものにもかないませんよね。

2468/ ハーブ6種

スウェーデンの名窯、Upsala Ekeby　のソースボートは、摘んだばかりのハーブを入れるのにぴったり。

三つ葉、シュンギク、セルバチコ、パセリ、イタリアンパセリ、木の芽・・・この時期のお楽しみです。

2465/ エスプレッソ

イタリアで買ったエスプレッソマシーンが出てきました。

久々で使えるか心配でしたが、大丈夫。いい感じの濃さで、京都のチーズケーキにあいます。

このマシーンを買ったのは、たしかフィレンチェだったか。

カフェでの立ち飲みもまたしたいです。

マシーンの隣りには、Signe Persson-Melin　のクリーマー。

裏には、魚マーク入りで、いま一番大切にしているクリーマーです（＾　＾；

2456/ カール・ラーション

ロイヤルコペンハーゲンのバッカ、テネラからのスタートとなった北欧へのいざない。

でも、どんどん売れてしまっていて、いい状態のものはかなり少なくなっています。

そんななかで視点をかえて発見した、この画集。

画家をめざし、一度は自殺も真剣に考えたラーションが、最愛の妻と出会い、７人の子供たちとスウエーデンの田舎の別荘に暮らしながら描いた水彩画たち。

まさに、幸せを画に描いたすてきな家族の肖像、笑い声や犬の声、ハーブの香りまで感じさせる楽園。

ラーションの画には、食事のシーンもよく登場します。ラーション家のドーナツやホットケーキのレシピ再現なんてできたら素敵でしょうね。

リサラーソンは、Larson 。

こちらは、Larsson　で、Ｓがだぶると、ションの発音がかわるようです。フランスで画の勉強をした人ですが、欧米とも一味ちがう、日本にも通じるような優しい憧れの世界です。

 

2348/ Café DANATON ＠ オデオン

サンジェルマンデプレでゆったりと過ごしたあと、街探索。

いたるところに感動して、再びメトロ。ところが、あのチケットが通らない。

インフォメーションでたずねると、名前を書いてないから・・といわれ、ボールペンで書き、すると通りました。

が、今度はトイレに行きたくなり、こちらのメトロにはトワレというものが一切ないので、カフェにはいるしかないのです。

オデオン駅をあがって、目に付いたCafé　ダントンにはいりました。

ダントンといえば、フランス革命にもかかわったあの、ジョルジュ・ジャック・ダントン。

映画でも、武骨な印象でしたが、こちらのメニューのダントンはかなり男前に描かれています。

「勇気が、常に勇気が、さらに勇気が必要なのだ！」という名文句は、いまの日本にもほしいメッセージ。

ダントンでは、ブールバゲットとショコラショウを。

バターをぬっただけ、まさにぶっきら棒なバゲット（棒という意味）が、こんなにうまい！なんて、パリに感謝します。

ショコラショウ（ホットチョコレート）も、甘さと苦味が絶妙で。伊達にダントンとついてるCaféでないのが嬉しいです。

トワレに行きたくなって正解！

と、満足げに外を見ていると、隣りのテーブルのお嬢さんたちに声をかけられました。

私のブーツがかわいいので、どこで買ったの？

ということですが、残念ながらブーツはスペイン製。でもこのブーツ、男性からも評判よいのです（＾　＾；

ニースから遊びに来ていた彼女たちは、一緒に写真を撮って欲しいと。

パリジェンヌ？熊谷は、たいそうハイテンションで、コナモンステッカーを持ち出す始末。娘にあきれられながらも、日本で隠れた人気のキャラであることを伝えると、めっちゃ喜んでくれました。

「かわいい！」は世界をつなぐことも再確認です！

2347/ 再訪、老舗カフェ＠St. Germain des prés

パリの老舗カフェは、朝早くからあいているのが素晴らしい！

サンジェルマンデプレの駅を上がると、街並みが素晴らしくて、立ってるお兄さん、その横のホームレスのおばさんまでも絵になります。

ここには、文豪たち愛用のカフェ、レ・ドゥ・マゴ、その隣りにはカフェ・ドゥ・フロール、おしゃれなブティックも軒を連ねていて、目移りしばし。

ガイドブックによると、1643年にパリでコーヒー豆販売がはじまり、1669年にトルコ大使が来仏したとき、コーヒーが注目され、1672年にカフェ第一号店がサンジェルマンデプレでオープン。フランス革命のあとには4000店ともいわれるカフェがオープンしたとか。

現代社会を席捲するカフェ文化のはじまりが、この地から・・と思うと、ギャルソンにもチップをはずまねば・・

と、思ってメニューを見ながら、どこかで見たことある・・と思いきや、６年前にもきていたんですよね、このお店。

店の雰囲気から、どうしても、マゴではなく、フロールを選んでしまうんですよね。

特大クロワッサン、カフェオレというお決まりの組み合わせに大満足の私。

この席にも、ピカソやサルトルが座ったのは確か。 

お水のレモンさえ、かわいくて愛らしくて。

隣りのテーブルでは、恋人がアツアツ、まだ朝の９時でっせ～

表では、年配カップルもあつあつ。

ダルメシアンのあくび、パリは大阪ぐらいあったかいです。

緯度は北海道よりずっと北にあるというのに・・・。

前回同様、お店のテーブル用円形紙クロスを２枚もプレゼントしてくれたおっちゃんギャルソンにチップをわたそうとすると、non non ポーズ。

 Très très Merci beaucoup ！

 

2339/ イギリスからのホットプレート

私がヴィンテージにはまったきっかけは、イギリスのアンティーク家具からでした。

その当時、一番気に入っていたのは、こちらの調味料入れ3点セット。

色も形も、その受け皿のフォルムも、愛らしくてたまらないでしょ。

10年前で、7万円いくらしたかと思いますが、当時はまだ高すぎるとか、比較ができなかったんですね。

しかも、お皿みたいなのは、ホットプレート、というじゃありませんか。

焼くためのホットプレートではなく、お皿が冷めないようにしたもの。

金属の受け皿がはめこんであり、

この煙突みたいなとこから、熱湯を入れて、お皿が冷めないようにするわけです。

でも、残念ながら、このホットプレートは使ったことがありません。

このお気に入りを使うには、どんなお料理がいいのか、まだ浮かばないからです。

2338/ Marianne Westman

 

北欧ヴィンテージ、ロールストランド社の食器は、ノーベル賞の晩餐会でも使われるスウェーデンを代表する窯ですが、なかでも人気の、マリアンヌ・ウエストマン。

リサ・ラーソンもそうですが、彼女たちはみんな長生き。今も現役バリバリなのです。

ウエストマンのモナミシリーズは、復刻されて、こちらは復刻版。

使い勝手のいい大きさです。

松波キャベツのアチャールとサブジ。

深いお鉢には、シーフードのカレー。

2337/ Gustavsberg ＆ARABIA

北欧ヴィンテージといえば、グスタフスベリ社。

グスタフスベリといえば、リンド・スティグベリなんです。

なかでも、オードンは、もともと数がすくないのか、なかなか売っていません。

でもやっと手に入れることができました。

ちょっと大判ですが、春から夏にかけて、いっぱい使えそうです。

エステリトムラも超人気で、値段もお高いのですが、この柄、中華の水餃子にぴったり！　と思ってすぐに買いました。こちらもかなり大判。

実の先のポッチがちょっとエロティックでひかれます（＾　＾；

 

2334/ 彫金のたがわ＠京都新町

祇園の街並みはいつ見てもおちつきます。

栁や桜の芽も、だいぶふくらんできました。

久々に、井上八千代さん宅となりの田川さんへ。

母とここで待ち合わせるのも、久々です。

なんと息子さん二人が継いでられて、お店のなかも改装、表のアクセサリーもすごく若返ってます。

ご主人は私のことを覚えてくださってて、しばしお話できてよかったです。

おっちゃんも味のうち・・・とは、食べ物の世界だけではありません。

こういう愛らしい世界でも、素敵な店主はゼヒモノですね。

息子さんが、アンティークの鼈甲の櫛を帯止めに作り変えたものを見せてくださいました。

いろいろリクエストに応じてくださり、お値段もすごく良心的なので、私もまたお願いにいきたいです！