津の名物の筆頭は、うな丼。
ということでと、津市が誇るツヨインジャー倶楽部の増田芳則さん、津ぅのうなぎプロジェクトの責任者に
案内いただきました。
「津ぅ」・・これは「通」にかけたもの。
増田さん、一見、ふつうのお兄さんですが、この1日で、タダモノではないことが判明します。
鰻屋さんの「うまっぷ」も、増田さんたちの仕事のひとつ。
まずは「はし家」さんへ。
これは中、1155円。お値段も良心的なのが、津ぅのうなぎ。小は2切れ、中は3切れ、上は4切れ。
三河産の鰻を、丁寧に開き、秘伝のタレを二度付けしながら、炭で直焼き。
皮と身の間のプリプリ食感、適度に脂を落とした、皮と身の濃厚だけどあっさりは、甘すぎないタレが秘訣。
甘ったるくなく、重くないご飯、うな丼の鑑です。
お昼休憩のあいだ、奥では、初代がゆっくりタレの火入れをします。
これで1時間ほど、表面をすくってはもどし、を繰り返し、煮立てすぎることなく、穏やかに攪拌。
こんなシーンが見られるなんて、すごいラッキーですよ、と増田さん。
2代目現社長は、お父さんの仕事を美しく引き継いでおられます。
立派なイチョウのまな板では、焼きあげられた鰻が手早くカット。
まな板のタレも無駄にせず、骨も骨せんべいに、肝吸いはどのお丼にも、セットでついてるんです。
道路には人はいなくても、鰻屋には人が満員。毎日食べる人も多く、お持ち帰り専門店もあり、
粉もんをしばし休んで、うな丼研究に専念したいです。