秋からの朝のNHK連ドラ、ちりとてちんの舞台、福井県の小浜へでかけました。
大阪コナモン博覧会で、My箸運動を展開するにあたり、My箸運動では大先輩のマルシェさんに小浜のアオバさんというお箸の販売会社を紹介してもらいました。アオバの薮本助一郎さんにお出迎えいただき、小浜市のちりとてちん室室長の竹田茂芳さんのとこにつれていってくださり、若狭のお箸の歴史や撮影のお話をうかがうことができました。
そのあと、ヒロインの実家であるお箸職人の舞台となった家や、川平慈英さん扮する大手お箸工場専務のモデルとなった若狭塗センターの河嶋央さんに、工場内でお箸に塗りや絵柄がほどこされていくのをじっくり見せてもらいました。月間200万本ものお箸が製造されているのです。
大阪コナモン博覧会では、ヒロイン役の貫地谷しほりさんにMy箸推進親善大使をお願いすることになっています。
兵左衛門という浦谷剛人さんの会社では、黒檀や紫檀の高級継ぎ箸があり、名前まで入れてもらえるそうです。
本漆ですべて一人で手作業されている芝田昭一さんの工房では、塗りの香りも芳しく、昔ながらの若狭塗の文様をじっくり拝見できました。卵の殻や貝殻をつけて、何十回と塗りを重ね、最後に磨いて柄を出していくのです。意外にもデザインが現代的なので、この技の継承と普及を・・と願うばかりです。
芝田さんから、三つ貝という独特の伝統文様のお箸を頂戴し、私のMy箸コレクションがまたふえました。
アオバのショールームでは、上丞社長にもお会いしました。なんともええ感じの会社なのです。ほんとに短い時間でしたが、薮本さんのおかげで、小浜の楽しくて濃いプロフェッショナルたちにお目にかかることができ、本当にありがとうございました。