浪速魚菜の若手料理家、森田龍彦さんのお誘いで、注目の割烹におじゃましました。
私好みのおさえめな一品一品、でも今村さんの若々しいガンコなとこがアクセントになって、野趣あふれる繊細な流れが気に入りました。
一部騒々しい、ユニークな7人、それぞれの感想もきいてみたい気がします。
桜に飽きあきしてる時期に、新緑の爽やかさと、まだまだ肌寒さを残す自然の気配を見事に把握された今村さんの宇宙にしばし浮遊させてもらった感じがよかったです。
・臼井えんどうの胡麻豆腐、うにとわさびのせ・・冷たいお出汁がたまりませんでした。
・たいのこ、とりかい、うど、もろみ豆腐、はまぐりと浜ぼうふう
・ あぶらめとよもぎ麩のお吸い物
・ほかにも嫁菜のおしたし、利休麩など
・さよりの一塩、煎り酒
・トマトの胡麻だれ
・しょうゆを一回だけぬった焼き筍・・・今宵の山でした
・至上のたけのこごはん・・・奥さんと二人でついでくださるのが絵になってます。3膳おかわりしました。お土産に持ってかえったのを翌日、さめたままいただきましたが、これがまた絶品、アツアツには出せない味わいでした。
・ロゼワインのゼリー・・・白玉とイチゴ、オレンジ、デザート専門店が見習ってほしい、女心をくすぐるものでした。これをいただくとすべてリセットされて、また一からコースをお願いしたくなるほどでした。