2軒まわって、地下鉄の駅までもどったものの、なんだかものたらない気分。
そうそう衣笠太門くんの新店に行くのを忘れていました。
でもあとの二人が嫌がってもいけないので、おそるおそる提案し、やっぱり3人で行くことになりました。
でもお店の前に着くなり、いつものうどん屋さんではない気配に、一同盛り上がり、外で待つこと20分近くも、あっという間だったのです。
粉は三種ブレンドのようです。
待つ私を気遣ってくれた太門くん、表に出てきてくれました。
でもこんな雰囲気で待つのは苦になりません。
お祖父さまのレトロビルを改装しているので、入口もまた、愛らしい。
コロとは、やはりこちらのエリアを意識してますよね。信濃屋さんのコロが好物なので、一つは、すだちコロに決定!
あとの二つも私に選択権をいただきました。
長良ワインの白、日本酒みたいに入れてくれて嬉し!
キレのあるリースリングみたいで、かなり気に入りました。
しかも、おうどんをたのむと、豪華な前菜がついてくるらしく、一同感激の、え~?!
特等席に陣取った私たちは、今から、のばしたて、切りたての現場を確認できます。
こんなうどん屋さんは、初めて。なぜなら打ち粉が舞うので、製麺機は必ず、ガラス張りのなか。
そんな常識をくつがえして、目の前で麺をカットしてみせる、まさに太門スタイルに、私たちはノックアウト!
この太門スタイルこそ、日本のうどんの未来を指し示していると、ロンドンの人気うどん店にも行列した、私と井上君は、目で語り合ってしまうのでした。
こちらは、みかわ豚のつけ麺、冒頭はだしたまり。
言い忘れてましたが、こちらの麺は、やや細めですが、それゆえ、モチモチ感となめらかさと、ちゅるちゅるが同居していて、お口の中で、セクシーに躍りだすようなのです。
今池は大好きですが、太門スタイルのために、お祖父さまはここにビルを建ててくださったいたのですね。
すだちコロをすすりながら、おいしい~っ!と、唯ちゃんの可愛い声が聞こえて、私まで可愛くなったようなルンルンのひとときでした。