姫路最後の夜にはいった、はやしの豚玉。
生地に玉子はまぜない、昔ながらの焼き方。
むっつり店主と思っていたら、しゃべるしゃべる。最後にはみんなと握手も交わし、めっちゃええ店に出会って、全員満足。石毛先生も嬉しそうに、駅に向かわれました。
これといって特別なことをしてないのに、なんだかついついテコがすすむお好み焼。
姫路にはそんなお好みがまだまだ健在なんです。
塩味の低い名城ソースも、いくらでもはいる万人向けタイプに仕上げる大事な要素かも。
そばとうどん、どっちやねん？
と、ちゃんぽん焼のことで、つっこむと、すかさず、
それいうんなら、そばめしのほうが、おかしいと思うねんけど・・
とシャイな店主。こちらのちゃんぽん焼、確かにそばめしをこえたええ食感でしたわ。
駅そば、ではなく、駅のすぐそば。深夜まであいてる「はやし」は、姫路の宝みたいなお店でした。
あれ、のれんをくぐるのは、Ｂ－１顧問の野瀬さんではありませんか！
食べないフードジャーナリスト日経の野瀬さんも、こちらのお好み焼は召し上がってましたよね。
Ｂ－１の合間に、商店街で生煎包のお店発見。
日本の焼き小籠包のなかでは、まだいけるほうです。
昨晩の宴会の盛り上がりをそこそこで切り上げたのは、翌日の朝市に備えてでした。
文字通り、文句なし、世界一の朝市が、館鼻岸壁に並んでいるのです。
毎週通うほど朝市通の外和さんに、６時に迎えていただき、案内してもらいました。
なんと、食料品から、喫茶、日用品、きわめつけは中古車まで、生活に必要なものが、３５０のブースに並んでいるのです。
まさに、日本一、いや世界一、といっていいかと。
安くて鮮度満点。ここに住みたい気持ちがこみあげますよ。
目移りして、何を選んでいいかもわからない状態なので、外和さんが、エスコートしてくださらなければ、
きっと入り口あたりで、時間切れになってしまうほど、情報量、美味しさ満載なんです。
まずは豚の串焼きからはいって、次にたずねたのが、こちら。
「チヂミ」とでてますが、中国の焼餅シャオピン風、揚げ焼き。
ゆるい生地にお肉のあんを上手に包み込んで、鉄板に並べていきます。
ほんとは何枚もいけそうですが、あとのことを考えてガマン。
串もちも何ヶ所か食べ比べです。
店ごとに、味付けも食感もちがっていて、きっとそれぞれに常連さんがいるんでしょうね。
こちらは、つめ放題で２００円の焼きそば。
おばちゃんキャラがたちます。
手を出して・・といわれてだすと、ちょっと味見させてくれるのも、朝市の醍醐味。
こちらは半ごろし状態の粒粒感がおいしい。
串餅って最高～！
こんな焼き魚もうまそう・・
うわさの朝市の中古車。月４台、ということは、一日一台売れる・・というから驚きです。
人気の揚げ物やさん。
イカの唐揚げはすでに売り切れ。まだ朝の７時すぎというのに、ほかも売り切れ続出ですよ。
朝４時ぐらいから並んでるのだそう。
アツアツコロッケをご馳走してもらいました！
こちらの人気、塩手羽。こちらもあっさりで、何本でもいけまっせ～
ちょっとご連絡。たくさんのメディアに登場させてもらってますが、今回はなんと小麦粉がテーマ。お初です！
第399回『小麦粉』
まいどおおきに小麦粉！ 利休も愛した 大阪粉もんの秘密
11月5日９時半～放送予定 テレビ朝日
11月6日夕方６時半～放送予定 ＢＳ朝日
http://www.tv-asahi.co.jp/syokusai/
私が利休のフノヤキを再現します、必見！！
鉄板せんべいが人気の志賀さんが、二戸から出店。
久々の再会です。
志賀せんべいの薄焼きタイプに、玉ねぎ、チーズ、にんにくなどをはさんて焼いた、さくさくパリパリの絶妙な鉄板せんべい。
今回、バナナをたのんでみると、バナナが野菜の一つとして使われてて、ほの甘の不思議な食感で一食の価値あり！です。
志賀さん、二戸の食をしっかり盛り上げてくださいね！！
きょうのお昼は、 かみなり家のとんぺい焼き。
でんの豚玉2枚は、お持ち帰りしたんですが、
さめてもほんとにふっくらしてて、さすがやな・・と
改めて大阪の人気店の実力を確認できました。
3回目を迎える
高槻ジャズとグルメフェア食の文化祭です。 高槻ならではの人気店はもちろん、 お好み焼「でん」さん、「かみなり家」さんが
大阪を代表する元気なお好み焼店 として参加！ 開催日時 2011年10月9日(sun)、10日(mon) 両日とも 10:00 ～ 17:00 開催場所
高槻城跡公園、同市民グランド(野球場)、 http://www.food-festival.jp/outline/ ■２■Yes-fm オコタコRadioも高槻？ 3回目を迎える高槻食の文化祭ネタは
「コナモン見聞録」で！ http://www.yesfm.jp/blog-okotako/
そして一番驚いたのは、この方、仕掛け人の
北川潤一郎さん。
ジャズフェス界の重鎮ですが、知ってる人は、
えらいすっきりしはったなあ・・と
思うのではないでしょうか。
それもそのはず、震災直後から、
被災地のそれも、
だれもはいれないような、
奥まったところに入って、
20人くらいで、1メートルにも
積もったヘドロをスコップでどけたり、
たいへんな貢献をしていた結果、
２０キロの減量になったそうです。
潤さんのことなので、きっとすぐに
駆けつけているだろうと思っていましたが、
きょう、じっくりお話を聞いて、
自衛隊がするような作業をされていたので、
胸がつまる思いでした。
我らがヒーロー潤さんは、男前度をあげすぎて、
近寄り難い神々しさがありました！
おもしろいお店の集まっている東心斎橋、鰻谷界隈。
こちらで人気のお好み吉田は、お店の雰囲気もよくて、マスターもええ感じでした。
このあともあるので、山芋のつけもん、山芋焼きチーズ、豚玉の三種。
とくに山芋焼きチーズの仕上げの食感は最高でした、盛り付けもようでけてます！
吉田さんのはいってるビルが、華僑の人が作ったええ感じのレトロビル。手づくりのいろんなお店がはいってて、一瞬、中国にいる錯覚さえ。
サントリーハイボール委員会の撮影で、たこのみ焼を作りました。
マダコをテーマに・・ということで、たこだけ使った、たこのみ焼になったわけです。
小山薫堂さん、林家正蔵さんなど、楽しいメンバーで撮影も盛り上がります。
薫堂さんは、私の本をテレビでも紹介されたと、親しげに話しかけてくださいました。
なんと名刺が、笠智衆さんの直筆だったので、小津ファンとしては感激します。
http://www.dancyu.com/user/scripts/p_attribute.php?attribute_id=239
danchu の10月号にも出ていますが、こちらのサイトでもチェックできるそうです。見てくださいね！
姫路の隠れた名物ぐじゃ焼。
これは持ち帰り用ぐじゃ焼で、入れ物からとびだしたところが、めっちゃうまそうです。のっているのは、名城ソース。見た目は濃いですが、塩味と酸味は意外とまろやかな姫路の地ソース。
この皮一枚の下は、名前のとおり、ぐじゃぐじゃな状態。
もんじゃ・・といってしまうと元も粉もないですが、キャベツを炒めて、お好み焼の生地をおいたあと、すじのだしをひたすらかけてゆるゆるにのばすところは、もんじゃと明らかに焼き方が異なります。
そしてぐじゃ部分をお客のまえにだしたあと、鉄板の密着しているおこげの部分を丁寧にはがして、ぐじゃにかぶせて、ソースをかけて出来上がり。
この道40年、おばちゃん（森下友枝さん）のアイデアとトークと手さばきに見とれます。
常連さんは、目玉焼き、スジ焼きでビールを楽しんだあと、しめに、ぐじゃを注文するのです。
当時としては珍しかった16㎜鉄板の下には、練炭の燃えるカンテキが2台。
練炭ならではの火力によって、ぐじゃは成立するのでした。
未知なるコナモンとの出会いで、私の瞳孔は開きっぱなしです（＾ ＾；