ロンドンでの初めての朝食なら・・と、Y氏が選んでくれた、The Wolseley。
グリーンパークから地上に出て、ホテルリッツの隣、1921年に車のショールームとして建造されたという、アールデコスタイルの重厚感あふれる店構え。平日は朝7時からあいているので、紳士たちがブレックファストミーティングにも愛用している様子。
場違いの私たちが玄関を入ると、どちらのお席が?みたいな質問をされ、のんきな観光客と悟ったのか、当たり障りのない奥の席に通されました。
メニューを見ているだけで30分は楽しめますが、このあとの予定を考えると、さっさと決めなくては。
大理石のテーブルに、麻のナプキンと銀のカトラリー
パリのカフェとはちがって、かしこまった雰囲気ながら、カプチーノのココアは愛らしくて。
The Wolseley Fishcake with poached egg
まろやかな黄色のソースが魚のハンバーグみたいなフィッシュケーキにからんでとろけます。
Scrambled Eggs with Bacon, Sausage, Baked Beans, Tomato, Black Pudding and Mushroomは、ブラックプディングにひかれてたのんだひと皿。
野生のマッシュルームやプディングの黒に驚きながらも、香ばしいお豆、カリカリ濃厚ベーコン、とろけるスクランブルにとの相性抜群で、ロンドンの朝の幸せを満喫。
プディングの正体はつかめないまま、フレンチトーストに急ぎます。
ざっくり作りのフレンチトースト、赤いソースも意外ですが、パンケーキでもよかったかも・・と。
もちろん美味しいんですよ(^^;
どのメニューも試してみる価値ありそうな・・不覚にも、Porridgeを忘れていました。
上等なランチよりもいいお値段がお安く感じられたのは、The Wolseleyマジックなのかもしれません。