コナモン日記

2395/ つけ麺＆釜玉横丁

大きく変貌しようとする大阪梅田ですが、新梅田食堂街も新店ががんばってます。

つけ麺五郎衛門のつけ麺を食べたあと、お隣の釜たけうどんへ。

こちらの名物は、ちく玉天ぶっかけですが、きょうは、釜玉で。

天カスをたっぷりのせて、そこに醤油を垂らすのがおすすめ。

とにかく熱いうちにどうぞ！

2394/ とん平＠豊島家

道頓堀コナモンミュージアムのパネル展示に緘して、豊島家さんですり合わせをしました。

豊島家さんは、鉄板焼き中心のお店ですが、宮崎の豚をつかったとん平も粉使いをきちんとしていて、

おみやげのカツサンド、スパムサンドもおいしいです。

お肉ももちろんおいしいです。

天然の豊島兄弟、お兄さんはギター侍、弟さんは役者のだれかに似てます。

ソムリエでもある弟さんとしゃべくり担当のお兄さんのコンビネーションが素敵。

インテリアもかなり著名なアートで、見ごたえあります。

2393/ わらび餅＠梅園

京都三条のお手軽なおすし屋さんのあと、

梅園さんでデザートです。

定番のわらび餅と、

みたらし。わらび餅にはお汁粉もついてて、お得な気分。

こちらの自家製かりんとうがまたうまいんです。

2392/ 祇園丸八さん

祇園のスナックというのは、ほとんど行きませんが、母の仲良しのお茶屋さんのお店です。

こちらの先代は、すごくお歳を召しておられますが、井上流のご意見番として、いまも現役です。

あやかりたいものですね。

2391/ 結婚報告会

狂言のお師匠さんである茂山千三郎先生と、オペラ歌手、郷家暁子さんの結婚報告会が、京都木屋町の鮒鶴さんでありました。

昔ながらのたたずまいの建物ですが、お料理はフレンチ。

志の輔さんのビデオレターも受けました。

最後は先生の三番叟。

めっちゃ気合はいってて、素敵でした。

2390/ 最高峰の蕎麦がき

朝一番に谷川さんの自家製粉を見せてもらい、午後改めて、お店のほうにおじゃまします。

これが、名物おろしそば、６５０円。

作家物の越前焼に盛られた蕎麦は、しっかりした食感。

田舎そば、というには申し訳ないくらい、洗練されたのどごしで、２杯くらいすぐいけちゃいます。

それもそのはず、削りたての鰹節の桃色と、おろしたての大根、緑が美しい。

大根は３種使っていて、中辛と、緑の激辛と水っぽいのだうです。

醤油をおろし汁で割るのが越前おろしそばですから、ジューシーな大根も必要。

とても身近な食材ばかりですが、贅沢な香りがするのは、谷川さんの技がキラキラ見え隠れしているからでしょうか。

そして、これが手挽きの蕎麦がき。

黒、白、緑　３色のそばの粒粒が彩りよく、おろしたての山葵がアクセントになって、

究極の蕎麦がきに仕上がっています。

もっちりと、でも口に入れると、とろけるような食感。

ほんまもんって、こんななんですね！！！！

しびれます こちらも３人前くらいいけちゃいます。

これまでの蕎麦がきが何だったのか、問い直したいくらい素晴らしい。

手挽きって、ほんとうにおいしいことが初めて実感できました。

谷川さんは私のお蕎麦の神様です。

2389/ 究極の石臼手挽き＠谷川

 おろしそば発祥の町には、自家製粉、十割蕎麦の名店があります。

旧家を移築しての、素敵なお店のうらには、製粉所が。

そこで丁寧に石臼挽きする谷川さん。もちろんすべてを手挽きするわけにいかず、

うしろでは、電動石臼もまわっていますが、谷川さんの蕎麦仕事は、必要なとこにだけ手をかけて、

不必要なことは、ざっくりと流すスタイル、それがとても自然体で見ていて、うっとりです。

回す速度は、速すぎても石臼が浮いてしまってだめなんです。

何度もふるいにかけて、３度くらい挽きなおしします。

2387/ 人気のボルガライス＠洋食のいし川

見るからにうまそう！

これぞ、ランチの決定版、ボルガライス＆コーンスープ、サラダセット、900円。

武生の人たちは、ボルガを出前にもたのめるうらやましい環境にあるんです。

洋食のいし川さんは、ボルガライスをお客さんからメニューに入れることをすすめられ、5年前からはじめました。

もともと人気のオムライスにトンカツをのせ、自家製トマトソースをかけたらいいのですから、

すぐにやってみたそうです。

ボルガは卵をのせるだけで、オムライスのように巻かないのですが、

やはり見た目には、巻いたほうが愛らしいです。

ベテラン洋食シェフのボルガは、武生のボルガラーのあいだでも、かなり人気のようですよ。

それにしても、セットのコーンスープ、これがまたコクのある、後口すっきりのおいしさで、ボルガにまた合うんです。

いし川さんには、パリ丼もあり、ごはんにミンチカツをのせたものらしく、次回はぜったいこれを食べたいです！

2386/ 江戸時代のあべ川餅＠あめこ

これが、江戸時代にブレイクしたあべ川餅。

しっとり、やわなお餅に黒砂糖をつけてきなこをまぶした、スタンダードなあべ川ですが、

当時のまんま、ですから、あっさりとろける旨さで、いくつでもはいります。

同行の記者さんは、食の細い人ですが、これだけは4枚もペロリ！でした。

もちろん私も4枚ですが。

黒蜜は奥さんの仕事、餅をつくのは、飴屋小兵衛11代目の渡邊佳男さん。

創業天明2年、1782年、飴屋さんだったのが、江戸末期餅屋さんになり、当時はやっていたあべ川を出して229年。

小京都と呼ばれた武生だけに、歴史も京都に負けない100年単位。

お道具もミュージアム並み。

80歳を目前にして、ラブラブなお主人夫妻の本当に素晴らしいお店。

越前のタンチョウモチを使ったほかのお餅も彩り豊かにそろっています。

2385/ 武生名物 焼さば

炭火で焼く魚の匂いが、何メートルも手前から。

お店のまえは、煙っています。明治２０年代からずっと続く焼き方、焼き台もそのままだそうです。

炭と脂でコテコテに燻された焼き台。これだけで文化財のような。

岸辺一徳さんそっくりの西谷勝彦さんが、40分から１時間かけて。これだけで値打ちもんですよ。

裏刺しという、竹串の刺し方も独特で、塩は一切なし、生をそのまま炭にかけます。

最初は表面の皮をしっかり焼いて、パリパリにし、そのあと、少しずつ上の段にたてて、脂を落としながら、

移動させていきます。

塩をして焼くものと思い込んでいたので驚き。

焼きたてを食べさせてもらおうと期待していたら、焼きたてよりも、焼いたものをさらにたてて、

余計な脂を落としていくそうです。

こうして2時間ぐらいして出直し、ありつけました。

これまで焼き鯖もいろいろ食べてますが、こんなにジューシーでしかも身が弾力を保った柔らかさは初めて！

送ってももらえますが、店頭で食べる焼き鯖は格別。ほかのお魚もうまそうで、この近所に住みたい！

刺し技、焼き技、代々継承された食文化遺産、大切にしてほしいものです。