朝一番に谷川さんの自家製粉を見せてもらい、午後改めて、お店のほうにおじゃまします。
これが、名物おろしそば、650円。
作家物の越前焼に盛られた蕎麦は、しっかりした食感。
田舎そば、というには申し訳ないくらい、洗練されたのどごしで、2杯くらいすぐいけちゃいます。
それもそのはず、削りたての鰹節の桃色と、おろしたての大根、緑が美しい。
大根は3種使っていて、中辛と、緑の激辛と水っぽいのだうです。
醤油をおろし汁で割るのが越前おろしそばですから、ジューシーな大根も必要。
とても身近な食材ばかりですが、贅沢な香りがするのは、谷川さんの技がキラキラ見え隠れしているからでしょうか。
そして、これが手挽きの蕎麦がき。
黒、白、緑 3色のそばの粒粒が彩りよく、おろしたての山葵がアクセントになって、
究極の蕎麦がきに仕上がっています。
もっちりと、でも口に入れると、とろけるような食感。
ほんまもんって、こんななんですね!!!!
これまでの蕎麦がきが何だったのか、問い直したいくらい素晴らしい。
手挽きって、ほんとうにおいしいことが初めて実感できました。
谷川さんは私のお蕎麦の神様です。