いよいよ真打登場の如く、出ました近藤さんの名著『つゆから教えるおつまみレシピ』。
これがまたようでけたレシピ集なんですわ。
この本の肝である、魔法のつゆの作り方。
その実演試食を11時ぐらいからはじめた近藤さん。
魔法瓶とたったこれだけの材料を入れて、熱湯を注ぐだけ。
だれもが納得、だれもが考えつきそうな内容なんですが、だれもがうなりながらも、考えたことない未知の領域を提示してくれた近藤さん。
彼は天才かもしれない・・と遅ればせながら、痛感するのでした。
しめは蓬と桜の二色の麺。
素直なおだしが、麺の風味、風合いをぐっとひきたてます。
こちらは限りなくシンプルに。
でもめったこれない私に、もうちょっといけるなら・・と出してもらったのが、
サンラータン風、米沢牛とトマトの辛味うどん。
最高の夜は最高の麺でしめたいと、マジシャンにはお見通しです。