トマトもまた目利きならではの糖度と食感。
お母上が新潟で採取された、たらのめ、こしあぶら。
鬼おろしの大根が、次のお料理へといざなってくれます。
近藤さんのワナにはまると、一品一品出てくるお料理にあわせて、日本酒のチョイスも濃やかに変化します。
だから時間もかかり、笑いもたえないのですが、おそらくここまで、すでに何種もの日本酒をいただいてます。
銘柄を公表するには、お酒好きの方に申し訳ない、というか刺されてしまうくらい、垂涎の名酒の連続なのです。
福井の純米5年古酒花垣もいただきましたが、重さと軽さが同居する不思議な世界、まさに近藤イリュージョン。
中沢ゴルゴンゾーラMIXでいただく龍神にいたっては、もう、もう
米沢A4等級のランプ、イチボ、それぞれのタレをかえなくても、おいしいのに、執拗なまでの味の追求がすごいのです。