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半田そうめんが来ました。ひやむぎではないですが、ちょっと太めなんです。
そうめんって、細すぎるのが子供たちに人気のない要因ではないかと思うのですが、いかがでしょう。
奈良時代から、だんだん細さを追求した結果、細すぎて、扱いもむずかしくなってるように思います。
和田萬の黒胡麻と、長いも、大葉、みょうがで、ぶっかけそうめんに。オクラもあったらよかったです。
料理研究家の石川昭子さんから、自家製の梅干や、お味噌など、何種類も届きました。
特に梅塩、青梅味噌が珍しく、大事に大事にいただいてます。
この時期の梅って、ほんとにありがたいものです。
先日、朝日新聞の取材で、京都学派についてインタビューを受けました。
私のたこ焼き研究も、日本コナモン協会設立も、30年近く前からお世話になってる、現代風俗研究会の影響なのです。
この会は、新京都学派といわれた、桑原武夫先生中心に設立され、そこで育ててもらった私としては、この記事の推薦人になるというのは、たいへん名誉なことなのでした。
今では尊敬する先生方の多くが故人となっていますが、先生方の好奇心旺盛な、「なんでやろ」と身近なテーマに着目される研究姿勢は、しっかり受け継いでいると自負しています。
なかでも一番の継承者である井上章一さん、たいへんごぶさたしております。
大阪といえば、串カツ・・といわれるずう~っと前からこの地で人気のひげ勝さん。
さすがキャベツもソースも、串カツもうまいっす。
いわしなど、小ぶりのものを2匹、鮮度といい、さすがの仕事ぶり。
疲れていたのであんまり食べることはできませんでしたが、次回も立ち寄りたいです。
今年はとんぺい焼の波がきてるんですが、きょうは、花園町のでんさんで撮影がありました。
カメラは硬派の塩崎さん。とんぺい焼の卵の半熟がなかなか撮れず、塩崎さんもライティングに苦労されてました。
焼き手は、チーフの久本亮一くん。7時間ぶっとおしの注文の多い撮影に、飄々と着実に焼き続けてくださいました。
本当にお疲れsummer、もって帰った試作分、どれも好評でした。
茂山千五郎さんは、国宝四世千作さんのご長男ですが、今ではお父さんそっくりで、見間違うほどになってこられました。
先日、京都ホテルオークラで、芸術大賞受賞を祝う会があり、弟子たちも参加させてもらいました。
なんのきっかけがまったく記憶がないのですが、15年前、幼い息子と門をたたいた最初の先生は千五郎先生、当時はまだお父様が千五郎さんで、正義さんの本名だったのですが、今では十三世当主として、一家を楽しげにまとめておられます。
仲睦まじい茂山ファミリー、京都だけでなく関西の宝だと思います。
お料理もおいしかったです。
春巻きの皮みたいなんでう包まれた白身とフォアグラ仕立てのハンバーグ風、武骨ながらワインに合いました。
胡麻のチュイルがたまりません。
この人が、オコパータコパーの仕掛け人なのです。
濃いメンバーが20人あまり、お昼の3時から準備をはじめて、夜中の3時まで、片付け&反省会。
なんとも楽しく、おいしいひとときでした。
準備中!!
松波の会、しめのお食事は田尻漁港での、贅沢海鮮尽くし。蛸のおさしみ、鱧、ふか、とびあら(えび)、しゃこ。
海が荒れていて、穴子は8本しか捕れなかったそうですが、目の前で裁いてくださって、すぐに天ぷら。ねぎのせで、醤油をかけるのが、このあたりの穴子天の食べ方なんですが、これがまたうまい。土地の人は最高のおいしさを知ってはります。
ふかは初体験。歯のない鮫らしいですが、プルプルの皮付きで、酢味噌よし、梅肉よし、わさび醤油よし。
川端ママもごきげんです。
射手矢ままの朝漬けの水なすが、蛸飯にぴったりでございました。
大阪はやっぱり天下の台所、です。感謝。
いい野菜をこしらえてる農家さんは、ほんとに素敵でユニークな方が多いのですが、西堀さんもまちがいなく、そんな方でした。
お話も上手で、水ナスの父のように、ご苦労、愛情、農業について、たくさん語ってくださいました。
もぎたてを、その場でしぼって、水分をみせてくださったのですが、その搾りかすの水なすも甘く、うまかったです。
本当にありがとうございました。
詳細はこちらを見てください。関西の動画 よ~みて」 http://osaka.yomiuri.co.jp/movie/