大阪が誇る天満の老舗胡麻問屋、和田萬のごまやんサイトで、辛口コラムを曽我先生と初めて何年になるでしょう。いつも、歌人の和田大象さんの返歌つき、それが嬉しくて続いています。
そのメンバーで、きょうはフレンチ、食の専門家そして美食家の面々なので、お話も盛り上がります。
この老舗フレンチは写真撮影ができません。私の文章力がカギ? でも今はおなかいっぱいで、その元気はありません(^^:
10品ものこだわりディッシュ、前半がとくによかったです。
ロシアのキセールという生姜汁とリンゴ汁の辛酸っぱいゼリーよせタイプと、生姜ベースの茶碗蒸し。それぞれを交互に食べると、熱いの、冷たいの、酸っぱい、まろやか・・と味が変化します。
フォアグラのちりめん白菜包みはレアっぽいフォアグラが、青臭さをあえて表に出したソースにからんでたまりません。リーンなパンでお皿も綺麗になります。
蕪とじゃがいもの2層のスープに、揚げたての巻きもの、たらばをひらめでまいたもの、タン鳩、鹿・・・ジビエオンパレード・・というのもフレンチならではのお楽しみ。
デザートのぽんかんのリキュール煮ときんかんパウンドケーキやショコラーテとラングドシャなど、どれも二項対立の見せ方、出し方で楽しませてくれました。
黒めがねの和田シェフがチラチラこちらをご覧になるので、何度目が合ったかわかりませんが、こんど来るときはもっとお話もできたらと思います。
おみやげには金胡麻はじめ、和田萬の黒胡麻たっぷり豆腐。住吉あたりの名豆腐店の試作品だそうで、もうすぐ商品化です。
和田さんの顔つやのよさ、お元気な語り口、やはり胡麻はいいんでしょうねぇ。プライベートレストラン、世紗弥にもまたおじゃましたいです!