なんとすっごくご無沙汰してしまいました。というのも、九州をめぐり、セブンイレブンの焼そば開発やら、なんやらかんやらで、日記も滞っておりました。「生きてる?」「風邪でもひいた?」と、ご心配のお言葉をいただくようになり、やっとパソコン前にたどりついた次第です。
さて、記念すべき1001回目は、久留米で出合った、(おそらく)世界一の餃子。何が世界一か?
味はもちろん、大きさが世界一小さいのではないか・・・と思えるほど、小ぶりなのです。久留米も博多もそうですが、オーダーを受けてから包んでくださる逸品は、のばしたての皮の直径が6㎝もないのです。
手のばしですから、形も正円ではないのですが、見事な手さばきで、加熱するとジュースィーこのうえない餡が包まれていくのです。皮の焦げ具合、具材とのバランス、蒸し状態のふわふわ部分、これらが三位一体となって、お口のなかではじけていきます。
このお店、久留米が生んだ愛すべきジャーナリスト野瀬さんがおすすめの一店なのですが、実は私とも深~いご縁がありました。
というのも、久留米好きの私が必ず立ち寄るブティックがありまして、そこのオーナーの弟さんが、この餃子店のオーナーだったんです。
海外仕込みの本物志向、デザインや機能性を兼ね備えた超かわいく、上品な品揃えのブティックdenimさん。こちらで今回もまた大きなお買い物をしてしまったのですが、そこに貼ってあった、てん屋さんのチラシ。このお店に今から行くんです・・というと、「ぼくの弟がやってます(笑)、我が家では母が餃子を作ってくれてまして、あの店の味作りにはボクもおおいに協力したんですよ」
野瀬さんが愛するお店と、私が愛するお店が兄弟だったなんて、野瀬っちとの深い絆を感じずにはいられません!!
ということで、久留米の一口餃子の新鋭、かつニューウエーブ&トラディショナルアヴァンギャルド? な、てん屋の餃子は、一度食べたら忘れられない現代アレンジの見事なOEUVREとなっています。冷凍で送ってもらえるので、必・食・!
久留米の若手の星、左がお兄さん、右が弟さんです。