PAPUAさんからのご案内で、末成由美のオコタコRadioの収録のあと、がんこラーメンに走っていきました。スタジオから30歩くらいでいけちゃう近さなのです。
迎えてくださったのは、松由晃一郎さんと美しいお母様。なんば花月前のかなりベタなエリアですが、ここだけは松由ワールド。上品でしなやかで、落ち着くんですよ。
ラーメンは素人の私ですが、細麺の色と食感に鯛のお頭スープがたいへん合っています。第一印象は塩からく思うものの、食べていくうちにまろやかになっていくのはなんででしょう?
水菜、白菜、白ネギ、花かつお、大盤のやわらかチャーシュー、さいのめの甘辛チャーシュー&白ごま、彩り、食感、香り、味わい・・・見事なバランス感覚です。
うっかり主人公のラーメンの写真を忘れたのは、あら挽き豚ミンチの立派な水餃子や、シソとバターがきいてる極うまのご飯、刻んだフレッシュの青唐辛子も独特の辛味など、いちいち感激していたためです。
「鯛の酒蒸しが好きなんで、いい鯛と出会えて、このスープを作ることができました・・・」私も鯛は身よりおだしとして一目置いてるので、松由さんの気持ち、よくわかります。
これがそのだしがらです・・とお頭が出てきたので、こちらも平らげてしまいました。だしがらというのに、カスカスしてないのは、さすがいい鯛です。
一杯のラーメンのつもりでしたが、フルコースのように満足してお店をあとにしました。私にとって、浪速のほんまもんのラーメンの歴史に、素敵な仲間誕生です。十八代目の由来など、聞きたいことはまた次回に。松由さんの次の一手が楽しみです。