朝食はマリオットのクロスロードカフェで、パンケーキです。30分くらい待たされてる間、道行く人をながめ、しばし異国情緒を味わっていました。
やってきたのは、表面が軽くさっくりと、なかはしっとり、ややもっちりの、このうえない食感のパンケーキでした。無造作にでかいプルーンがのってるのは、ちょっと興ざめですが、それでもメイプルシロップは熱々ですし、イチゴとキウイも爽やかで、ウハウハいいながら、ほおばってしまいました。こんなゆったりの朝ごはんは、もしかしたら何年ぶりかもしれません。
ところが落とし穴が・・・。パンケーキを注文したとき、珈琲か紅茶、ジュースは何がいいか・・と聞いてくるので、てっきりセットになっていると思い込み、珈琲とグレープフルーツジュースをたのみましたが、これらはすべて別料金で、合計39$。パンケーキのおいしさに免じて、3000円以上もする高価なパンケーキを許そうと思いました。ところが追い討ちをかけるように、ボーイが自分の評価シートを書いてくれとリクエストしてくるのです。若い男の子に弱い私は、仕方なく書いてあげました。
実は、カメラの充電器を忘れた私は、関口さんにカメラ貸して・・と大騒ぎしていたのですが、通りがかった電気屋で、世界共通に使えるという充電器を買うことにしました。最初120$とふっかけられ、そんなに高いのは買えないと断ると、ならいくらなら買うか?といわれて、さっきのパンケーキの値段くらいなら仕方ないわ・・・となんの根拠もなく、40$と提示しました。
店の親父は、はじめ冗談じゃない・・としぶっていましたが、私もそれなら友達に借りるからと、あきらめかけてると、税金つけて43$ということになって、一件落着。でも最初の120$はどういう設定なんでしょう。シンガポールの繁華街で、そんなボッタクリがまだ横行してるのです。