武生の駅前には、そば屋さんがたくさん密集しています。
1600年初頭、そば切りがはじまって以来、このエリアでは、大根おろしと蕎麦が深い関係、それをさぐるべく、たずねました。
大正10年創業の山むろさん。
ご主人で三代目、丁寧に食べ方を教えてくださいます。
大根おろしのお汁の部分で、醤油をうすめて、少しおろした部分も入れ、それにつけて食べますが、
そのままぶっかけるのも地元の食べ方のひとつ。
昔は、大皿におろしのつけだれえを囲んで、それぞれがそば皿に盛られたそばに
好みで薬味などのせて食べたといいます。
5㎜幅の平打ち。とても食べやすく、2杯目もいってしまいそうですが、これから何軒もまわらないといけないので、
ガマンします。
山室さんは、蕎麦屋さんのなかでも、昔のことを語れる数少ない方だそうです。
ありがとうございました!