もう一軒、おろしそばをいただきます。
山楽さんは、麺類組合の組合長さん。こちらのお蕎麦は、もっとしっかりめ。
手打ちで、地元のちょっと甘めのお醤油とおろしがよくあいます。
山楽さんが愛用するそば包丁は、15万円くらいするもので、これを売ってる鍛冶屋さんにおじゃましました。
これが15万円のそば包丁。
そしてこの方が、鍛冶屋さんというか、打ち刃物職人の清水正治さん。
火作り鍛造というむずかしい工程の名人です。
石鹸くらいの塊を、33㎝×14㎝のそば包丁に平らに、ひずみなく打つお仕事ですが、
足のペダルでハンマーの強さを調節しながら、
真っ赤に750度くらいになってる鉄を優しく打つ作業。
ちょっとやらせてもらったんですが、めっちゃむずかしいです。
気骨のある親分、清水さんもそば打ちをされます。
このへんの人はみん家庭でそば打ちをするのだそうです。
やっぱりそばのまち、越前市ですね。