このたびの地震、津波、そして原発事故、
まだまだ収束のめどが立たないまま、
不安と不便とたくさんの不都合のなかで
東北、北関東、首都圏のみなさんは、
精一杯、過ごしておられることと思います。
八戸、久慈、二戸、福島、石巻・・・と東北の沿岸部は、
コナモンにゆかりをもつ人たちがたくさんおられるので、
たいへん心配していましたが、連絡をとることもできず、
落ち着くのを待っていました。
八戸の木村さん、久慈の谷地さん、小野さん、
二戸の小林さんは、先月まで開催されていました
北のコナモン博覧会にかかわっていただいたご縁で
メールのやりとりをしていまして、町の復興のために、
尽力されておられます。
おそらくそうだろう・・と楽観していましたが、
その通りで何よりでした。
そして昨日、浪江町の阿久津さんと電話が通じ、
お話しすることができました。
すでに山形に避難されてて、でもガソリン がなくて・・と
おっしゃってました。お声はしっかりされてましたが、
それが逆に気になりました。
浪江町のB-1のみなさんは、お元気とのことです。
みなさんによろしくお伝えください! ということでした。
水戸の製麺所の川崎社長は、工場の裏の川が、
まるでアマゾンのポロロッカのようでこわかった!
とおっしゃっています。
ほかにも、千葉、埼玉、神奈川、
別の地震のあった長野や富士宮、
予測できなかった天災と、
二転三転する人災に言葉もありません。
一大事のとき、そこのトップが出向いて、責任をもって
きちんと対応できないようなものを作るのは、
やはりまちがっていた・・という気がしてなりません。
原発の本当の恐ろしさを、初めて実感しています。
阪神大震災のとき、実家は半壊、
わが家も中はぐちゃくちゃでしたが、
それとは比にならない悲惨な現実が
美しい町で起きているのかと思うと胸が痛みます。
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。
また程度の違いはあれ、被災され、
避難生活を余儀なくされてる皆様のご健康を祈ります。
余震も、停電も、断水も食糧難も
まだまだ続くと思いますが、
私たちがこの極限の危機を乗り越えることで、
日本の社会がより素敵に再生できますよう、
気を引き締めていきたいと思います。
阿久津さんはじめ、
みなさんのご健闘に励まされながら、
私もがんばりたいです。