夕方まで汐留のスタジオで、「ぐるない、かぶっちゃya~yo」の収録。
ナインティナイン、オードリー、嵐のニノ、女優の吉高さん、石原良純さんまでそろっているので、
うちの娘が出張のときに、初めて興味を示してくれました。
そのあと、表参道ヒルズ3F、わらび粉100%のわらび餅もあるカフェへ行きます。
というのも、danchuのすぎぶちさんのご紹介で、一緒に広報の中嶋さんにお目にかかることができました。
まずは、梅水でお口を清めます。
お菓子をおいしく味わうために大切なことなんですが、こんな心遣いは初めてです。
お箸の焼印は、松と梅。私は松でしたが、すぎぶちさんが梅も並べてくれました。
そして、これが本物のわらび餅。
わらび餅フォンデュというネーミングらしく、きなこや抹茶のソースにくぐらせていただきます。
さすがにおいしい。やっぱり私の練りとはくらべものになりません。
きなこも粉末のままより、のどごしよく、なめらかな口当たり。
中嶋さんは、もともと製造のほうを担当されていたので、
わらび餅の練り方などを詳しくお話してくださいます。
練りながら、手の感触で、あ、いまだ、このくらいだ・・というタイミングがわかるそうで、「このくらい」の感覚は経験を積んだ職人さんならではの説明。
餡のお話や、菓子作り60年という職人の神様みたいな先輩のことなど、どのお話も、ものづくりの原点とその姿勢の素晴らしさがあふれて、最高でした。
お煎茶の急須も、カフェのオープンに合わせて、中嶋さんがデザインされたとか。
形を伝えるのがむずかしくて、餡を粘土のように固めてみせたという、素敵なエピソードがあります。
ふたのおさえも、右手、左手、どちらでも愛用できるように回せて、おちょぼ口の注ぎ口もきれよく、愛称をつけたくなる風貌をしています。
わが家にも一個あったら・・・いつか販売も考えてくださいね!
創業377年 両口屋是清さんの魅力については、おいおいご紹介していきたます、お楽しみに。