茂山家による新春狂言が大阪能楽堂でありました。
茂山茂さんによる解説のあと、わが師、千三郎さんによる「墨塗り」。
大名が、妾に別れを言いいに出向くと、水をつけて泣きまねをする妾に、太郎冠者が墨壺に差し替え、気づかない妾は墨を顔に塗りたくる・・というお正月らしい演目です。
茂山千之丞さんが昨年末に他界され、新年の集まりも今年はありませんでしたが、大往生で、みなさん毎晩お酒で千之丞さんを偲んだそうです。
二月に予定されてる千之丞さんのお別れ会も、お好きだったジーンズとピンク色をつけて参加するようにお達しがきました。