深夜、尾道市街にもどり、萩の家さんへ。
そして驚きの鉄板技が繰り広げられました。
まずは、冷たいままの鉄板に生地をまるく広げます。
具は、海老も、しゃこも、あさりも生から。
魚介の旨みたっぷりの尾道焼きの真骨頂です。
いか天もりっぱ。
尾道はいか天生産の聖地なのです。
パリパリの皮、このままでも食べたいほど。
でもまだまだおいしくなります。
こちらの店主、萩原功さんは3代目。
おじいちゃんは、日本初の総合結婚式場といわれる目黒雅叙園の料理長で、戦争をきっかけに尾道にきて戦後派寿司店だったそうですが、昭和35年くらいから、2代目がお好み焼をはじめ、今はお母さんと3代目が独特の焼き技で、尾道焼きの普及にもつとめているのです。
生いか、たこは、どのメニューにもはいりますし、とにかくこだわりがすごくて、見てるだけでドキドキするのでした。
尾道は何度かたずねていましたが、ここは知らなかった!
尾道焼きの奥座敷にどっと通された気分です。