松波の会、第三弾は八尾です。
2月に松岡孝明さんの畑に、若ごぼうの収穫でおじゃましたときに、枝豆のお話になり、約束どおり、うかがってしまいました。
八尾堆肥研究会のメンバーのみなさんは、肥料のこともこだわりながら、八尾ならではの手をかけた作物を作っておられます。
うわさに聞く完熟枝豆は、実がぷっくり。一粒一粒の色、つや、厚みが、ちがいます。
会の世話役である新開さんが、次々ゆでてくださるのを、はしからバクバクいただきました。おそらく胃のなかは真緑です。
いくら食べても飽きないおいしさ、しかもゆで加減やお塩のタイミングを変えてもらって、どの方法が一番おいしいかを、みんなで確認しました。
その結果を発表します。
1、フライパンのような浅い鍋に枝豆がひたひたにかぶるくらいの水を入れて、火をかける。
2、沸騰してきたら、ふたをして、2~3分。
3、仕上げに塩をふる。
たっぷりのお湯で、塩水で・・・とこれまでのゆで方の常識をくつがえす結果となりました。
食べるときは、皮に塩がついてるので、皮が直接ふれないように、豆を出しつつ、口に入れて、豆の旨みと甘みを感じながら、くちびるについたわずかの塩で加減したり、指をなめたりするのがいいと、松岡さんはおっしゃってました。
完熟枝豆の可能性は、まだまだ奥が深いと思います。さらなる魅力を発見して、大阪の名物にしていきましょう!
左は他府県もの、右が、完熟枝豆。厚みと色、形のちがいが明らかです。
枝豆はハウスから路地ものへの移行で、同じ大豆でも品種が変わっていくそうです。
いまは「大雪みどり」。路地ものはまだ小さいのですが、そばにめずらしい植物が植えてあったのできいてみると、なんと若ごぼうの種取りようだったんです。
なんとこの季節に種なんですね。キク科なので、お花もおしゃれな小菊風。ミツバチもきてました。