シンガポールでラクサを知って以来、ファンになり、マラッカでも食べておきたいとリクエストしました。米粉の細麺にココナッツミルクベースのカレースープをかけた麺類ですが、もやしのシャキシャキや、トッピングの薬味たちが独特の香りを放っていて、日本では食べられない味わいなんです。
正しくはニョニャラクサ。中華系男性とマレー系女性の結婚によって誕生したプラナカン文化の象徴でもあるババニョニャ料理の庶民版といったところでしょうか。
このほかパイティーも注文しましたが、これがまたうまい。薄皮のパイ生地がお皿の代わりで、なかに切干大根を塩と砂糖で炊いたような具材がはいっています。Tonyさんに聞いてわかったのは、これはカブの一種だそうです。
サクサクの生地としっとり具材。形もかわいらしく、オードブルにも最高の一品ですね。 オーナーのナンシーさんは、日本でも働いたことがあるそうで、すっかりお友達です。