お昼までに用事がすんだので、半蔵門線に乗ったまま、清澄白河まで。先日でかけた、山形蕎麦の浅野さんにおじゃまするためです。
きょうは、奥さん手づくりの刺身コンニャクや、しょうがとゆずを巻いた半干しの大根など、お酒のかわりに蕎麦茶をいただきながら、楽しませてもらいました。コンニャク芋からのコンニャク作りは私も挑戦したことがありますが、固まらず失敗に終わったので、なめらかな舌ざわりは、尊敬します。
たたきゴボウのきんぴらはニンニク醤油がきいてます。蕎麦屋で香りの強いニンニクはタブーらしいですが、家庭的な浅野さんでは、おいしいの優先というスタイルが何より。干し柿も粉をふいて、いい噛み心地。
数の子入の秘伝豆や甘い玉子焼きで、すでに1時間くらいかけてました。〆は、地鶏&まいたけのつけ蕎麦。風の強い寒い日だったので、熱いおだしに蕎麦がほどよくからんで、多めにゆでてもらえばよかった・・・と後悔しきり。
板蕎麦の白木は、地元の大工さんの特注です。山形ではすのこは使わないそうですが、東京ではすのこがいるだろうと、これも枠にあわせてあつらえてもらったそうです。そんなお話をうかがいながら、11時にはいって13時まで。自分の家のようにくつろげる蕎麦屋さんって、稀有な存在ですよね。