水戸には、黄門様以来、ユニークな名物が生まれてきたと思いますが、現代になって誕生した名物の代表格はこの、スタミナ冷やしをおいてほかはないでしょう。
松五郎さんの歴史はまさに、スタミナ冷やしの歴史といえます。
ご主人、池田睦さんは、役者さんのようなかっこよさ。ねじり鉢巻で気合い込め込めで、甘くて辛いスタミナ冷やしの命ともいえる、野菜たっぷり、香ばしレバーのあんを39号のでかい中華鍋で、次々と仕上げていくのです。
やみつきになるおいしいあんの下には、川﨑製麺所の小麦胚芽入り、特製極太麺。このもっちり麺があんにからんで、甘くて辛くて、辛くて甘い、で永遠にすすってしまいそうな、麺ワールドを繰り広げてくれます。
時折、無性に食べたくなる、スタミナ冷やし。松五郎さん、関西でもこの味を食べることができますよう、どうかよろしくお願いいたします!!!!