善光寺前の大通りは見所満載、もちろんうまいもんだらけ。
まず気になったのかつおぶし屋の能登重さん。看板も由緒正しく、書体に重みがあります。
京都から嫁いだという十代目のお嫁さんとおしゃべりが盛り上がりました。長野にはけっこうかつお節の専門店があるのですが、こちらは300年という歴史で、もともと能登のお魚を扱っていたそうです。初代能登屋重次郎さんの名前は今も受け継がれていて、長男が襲名しているそうです。ただ、長男が次郎もおかしいので、途中から、太郎にかわり、重太郎がここの主の名前となっています。
蕎麦屋では、宗田節とサバ節をあわせて使うことが多いそうです。こちらの節はやや厚め、水から煮出し、コクのあるおだしがとれるそうです。
長野のだし文化も奥が深そうですよ。