愛媛県西条市から届いた、イノシシ肉のスライスをお鍋にしました。
あっさりとなのに、深いコクと旨み・・まさにいま求められてるおいしさがつまっています。舞茸や菊菜に、上品なお肉の味と香りがうつっているので、下手な薬味は不要なのです。
子供たちがたくさん食べるので、私の分は少量でしたが、それでも満足できたのは、やはり豚とちがう骨太のうまさがあるからなのでしょう。
先日、インタビューさせてもらった、総合地球環境学研究所の内山助教授は、縄文人が何をどうやって食べていたかを、発掘の骨だけでわかってしまう人ですが、彼にお話をきいた後だけに、この味わいは、リアルで、野趣の極み、古代の血がさわぐひとときでした。