コナモンの前に、王女からの依頼で、車椅子を20台運ぶ任務があり、関西空港に届けられた車椅子を荷物のところにもっていくのです。中古の車椅子を全国の工業高校で修理して、それを日通が空港まで運び、旅行者が飛行機にのせて、インドネシアの空港から、また別の人たちの手によって、病院や施設に届けられる・・という善意の数珠繋ぎで成り立っているのです。その一翼を担うため、私とはやっぴは、車椅子運びをがんばりました。
王女にプレゼントするたこ焼きの焼き台や鉄板、交流会に使う讃岐うどんやいか焼きの焼き器、オタフクソース、新たしい屋台のための暖簾など、これまた大量の荷物をチェックイン・・・と思っていると、重さの制限にひっかかってしまいました。
3時間近く前に空港に着いたのに、荷物交渉に時間がかかり、このあとどんな珍事件が待っているのか、笑うしかない状態。35㎏×2=70kgをはるかに、36kgオーバーで追加が13万円ぐらいかかるとのこと。それはもったいないので、一部を残して、ソースは船便で送るとか、機内に持ち込むとかして、なんとか70kgにおさえました。こうして大量の車椅子と王女とのコナモン関連グッズとともに、デンパサール空港へと一直線です。
王女への目録作りや、王女用の和紙の名刺作りで徹夜のはやっぴは、シャンパンで乾杯のあと、食べて寝て食べて寝てを繰り返していました。