現代風俗研究会の例会に、農の匠の村田善博さんと朝代さんに来ていただきました。
教職に付こうかと迷っていた村田さんだが、東大の卒業生数より、就農者数が少なかった時代、トマト作り名人の父親のあとを継ぐことにを決意。
以来、各地の農家の手法を取り入れながら、さまざまな野菜作りに取り組んでおられます。トマトだけでなく、春菊、小松菜、玉ねぎ、紅ずいき、米、枝豆など50種類以上。
農家にも向き不向き、上手い下手は顕著にあるようで、村田さんの作る野菜たちは、おいしいと評判です。今は、だんじりの準備で忙しいというのに、今日もまた京都まで、お呼びしてしまいました。
しかも朝代さんは、豆ご飯やじゃこごうこ、きゅうりの漬物など、村田家に伝わる郷土料理をたくさん作ってくださり、みんなで試食させてもらいました。朝代さんは料理上手なんです。
謙遜で、「けったいなお百姓さん」をめざしているという村田さんですが、大阪農家のリーダー的存在として、大きな鍵を握る方。これからも、大阪のため、日本の農業ため、よろしくおねがいします!