神戸たこ焼きのブランディングを目指している佃和喜さんの神戸たこ焼きめぐりに同行させてもらった。
長田の神戸デパートに昭和39年からあった三ツ輪がアスタくにづかの地下に引っ越ししていて、まずはそちらから。 だしとソースで食べるたこ焼き=神戸たこ焼きは、私もきちんと食べるのは初めてなのだ。
鉢にたこ焼き8個が並び、明石焼きよりは濃いめのおだしがはいり、ネギのトッピング。 まずはこのままで味見。なかなかおいしい。でも本当の神戸たこ焼きの食べ方は、これじゃない!
そうだ、ここからが本番、といわんばかりに、ソースのボトルを嬉しそうに持つ佃さん。私にはいまだ未知の世界が目の前で湯気をあげている。
佃さんには申し訳ないが、おそるおそるひと口。なんと意外なことに、うまい! 明石でも、大阪でもない正真正銘、神戸たこ焼きという新世界に突入した、記念すべき一日となった。