地井シェフの技に感服しながら、いよいよ最後の2品。
フロマージュのお好み焼は生地をつかわず、ふわとろ仕上げ。
ソースには、飴色玉ねぎをつかって、K社とO社のブレンドとのこと。
チーズがこげる前に少しいただき、焦がしてまていただき、二度美味しいスタイル。
ブラックペッパーも冴えます。
こちらはお好み焼ブラック。イカ墨を使って黒く仕上げ、ソースはシーフードのホワイトソース。
こういう発想は、アイデア負けすることが多いのですが、こちらでは心配しないで、はしゃいでいただけます。
つぶ貝のパセリソースも鮮やかでびっくり!
新地らしい空間ながら、ほんとに満足できるので、お客さんも安心してお誘いできます。
デザートには、とうもろこしのジェラート。
ここにも季節を取り入れてくださって、そのへんがまた公邸料理人には当たりまえのことなんでしょうが、
気取り、気張りのないシェフとソムリエに、新地の未来を感じて、めっちゃ嬉しかったです。