天満のフジハラ亭で、しん吉師匠の落語会がありました。
しん吉さんは、桂米朝一門のなかでも名人といわれていた吉朝さんの四番弟子。芝居、音楽にも造詣が深く、ほんとうにええ高座をされます。
吉朝さんの十八番という、「七段目」と「かぜうどん」。落語は観るもの・・・といつも思いますが、まるで、忠臣蔵の舞台をみてるような錯覚に陥る「七段目」と、うどんを食べる姿が圧巻の「かぜうどん」、ほんまたまりませんでした。
「かぜうどん」はおそらく、かけうどんでしょう。が、ネギははいってる様子。そのへんの芸の濃やかさ、惚れ惚れします。お土産のおまんじゅうも嬉しい心遣いですね。