Westminsterから ビッグベン経由、テートモダン、ではなく、テートブリテンへ。
実は、Yさんがテートモダンとテートブリテンを勘違いしていて、方向がちがうけど・・と思いながらもテムズ川沿いに歩いて、まずはブリテンに到着したのでした。
ウィキによると、砂糖精製、とくに角砂糖の特許、製造で財をなした、サー・ヘンリー・テートのコレクションがいくつものテートギャラリーに展示されています。大英帝国の食革命の大きな部分をなす砂糖による富が、こんな形で残されているとは、歴史好きでなくても感激もんですよ。
テートブリテンでは、ピカソ展もやってましたが、発電所を改造したテートモダンがとっても気になっていて、そちらを優先するため中にははいらず、ブリテンからタクシーで急行、Yさんのカメラの忘れ物もちゃんとチェックして、テートモダンにはいると、これまた大当たり。
娘の大好きな草間彌生展の真っ只中でした。
彼女は、いまルイヴィトンでも商品化されるほど、日本人アーティストとして、幅広い世代にポピュラーになりました。(あのカボチャのバッグも秋に発売されますが、円高でも1000万円くらいと聞いて、あきらめたばかり・・・。)
80歳を超えてもなお、エネルギッシュにドットを描き続ける草間さんですが、初期作品からの丁寧な展示は、日本での展覧会よりもはるかに充実していて、この運のよさに、自分でもラッキーちゃん、と褒めてあげたいです。
興奮する娘をおしとどめながら、5年前、私の衣装を考えてくれたスタイリストさんが、粉もたこ焼きもドットなのでこれでいきましょう! と提案を受け、草間彌生みたいね・・と笑ったことが懐かしいです。
テートモダンから見下ろすテムズ川、青空が見てて、今日もいいお天気。