柳家さんは、知る人ぞ知る山の隠れ家。名店というよりも、山の幸を出してくれる民家のような、居心地のよい囲炉裏があります。
こちらに来てから数年たちますが、自ら「山猿」とおっしゃるご主人も、奥さんもお元気でなによりです。
まずは、名物の「へぼ」。
ごはんにまぶして食べたいです。
次はマツタケ、天然の野性味のある鮎がこんがりするまで、三千盛の「野にきく、野を知る」という限定のお酒をいただきました。
こちらは北海道からフレッシュで届いた、エゾシカのロース。もう少ししたら、あの鳥が旬になります。
そうそう、一番感動したのは、「あじめどじょう」。
縞模様のかわいいどじょうは、清流をさかのぼっていく、勇気あるどじょうのエリート。
小さいけれど子持ちの時期で、なんとも嬉しい出会いでした。