どるちゃんのリクエストで、豊中の麺哲、庄司さんの新しいお店に行きました。夜の9時オープンなので、それまでは愛媛県内子の岡田さんと、がんばってミーティングでした。
庄司さんは料理屋の息子さんですから、小さい頃から市場で、父親からお魚のことを聞いて育った人です。それだけに彼が食べたいお寿司をにぎり、しめにラーメンをいただけるという夢のようなお店が実現したのです。
髭剃り鯛、明石蛸、あおり、真鯛、噴火湾の焼き帆立、淡海地鶏、初めて聞いた海老など、どれもおいしいですが、一番感動したのは〆鯖でした。色も綺麗です。握り方は静岡流ということで、米粒がほぐれるように、裏に指でぎゅっとおさえるのが江戸とは違うそうです。東京からの寿司好きの方も大喜びしてもらいました。
具だくさんの海鮮広東風焼きそばも具が多すぎるほどで、麺がしっかりしてます。そして名物のつけ麺までいくのに3時間くらいかかりました。
天性の柔軟な味覚と探究心をもつ庄司さん。彼のピュアなうまいもんへの思いは、大阪のラーメン界以外にも大きな影響を与えていると思います。
実はこれまで麺哲さんの麺を食べる機会を逃し続けてきました。ゆえに麺哲の麺を食べる前に握りを食べたことになります。(そんな私のために?) 近々、高槻にも麺哲が誕生します。兄、弟の素敵な取り組み、庄司ブラザーズの活躍に、これからも目がはなせません。