ちょうど1年前、NHKきってのダジャレ王、後藤アナの本が出版されました。
昭和32年11月14日に誕生した、料理番組の老舗、「きょうの料理」は、当時、教育的ではあっても、見ていて楽しくないのが気になっていたのですが、後藤さんのダジャレが炸裂するようになってからというもの、普通の主婦以外の人たち、料理なんかしないような世代や子供たちにまで、ファンが広がったのです。
お料理は技術のまえに、やはり楽しくなくっちゃ、それが鉄則ですよね。
そのことを後藤さんはわかっていらっしゃるのか、天性の勘で語っておられるのか、そのへんはよくわからないのですが、関西風にええ感じの調味料をパパッとふりかけてくださるわけですね。
時には、砂糖多すぎ~!ということもありますが、そのへんも後藤アナのキャラで、ええ塩梅になっているわけです。
後藤アナのファンになった私は、NHKで後藤さんにお目にかかる機会を得て、その後素敵なフレンチに誘っていただいたり、不思議なインド料理をご一緒したり、仲良くさせてもらっています。
コナモン協会をいつも「こんなもん協会」といってくださるのが、なぜか快感なのです。