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天ぷら物語
露木米太郎著
昭和36年 井上書房
春はあけぼの・・・改め、コナモン的には、春はやっぱり天ぷらですね。
海の幸、山の幸、とくに新芽がおいしい季節、その旨みをぎゅっと閉じ込めた天ぷらの知恵には、食べるたびに感服しております。
さて、その天ぷらの老舗、東京の木挽町にあった、天国の主人が著した一冊がこの本だ。私が生まれた頃に出された本だけあって、風格も内容も超一流のお話ばかり。もちろん粉についての薀蓄も奥深いものがありまっせ。