パリ通の知人からのおすすめスポットは、パリ５区のモスケドパリ。
いつものように、シャトレで乗り換えて、ピンクのラインで、ジュシューまで。
静かな坂道をのぼって、少し下ると、まさにアラブのお屋敷のような一角にでます。
ほんとは、こちらでクスクスを食べたかったんですが、お昼かららしく、朝はスイーツのみ。
しかたなく、この独特の色合いの数種を選び、ミントティーもお願いします。
オレンジ色のは、小麦粉を揚げてシロップ漬けにしたもので、意外と一番食べやすく、
どれも、強烈な甘さをのぞけば、おいしい朝食スイーツとなりました。
金ピカのテーブルや装飾に見とれていると、小鳥たちがおこぼれをもらいに飛んできます。
そばの新聞を読みながらミントティーをすするおじさんが、カメラで撮ってあげるときかないので、お願いしましたが、
それもぶれてて残念！
あとでわかったんですが、こちらのオーナーのようです。
またゆっくりランチにきたいですわ～
神楽坂ル ブルターニュの社長、ラーシェ氏と、カンカル以来の再会、もちろんシードルで乾杯です。
すごくいい人、しかも日本語もできるので、助かります。
後ろのマークは、ケルト人ゆかりのブルターニュ地域圏の旗。マルシェ（カルフールですが）でも、この柄のキャリーバッグが売ってて
喜んで買いました。
彼のブレッツカフェが、大阪にも早くできるといいんですが・・
ラーシェ氏に合わせて、
私のお帽子は、フランスの人気作家ジャックルコー、胸には、ブルターニュ名物バターガレットですよ。
北海道の椴法華から、小市さんが特産のえびを届けてくださいました。
椴法華はいまは函館市に編入されていますが、函館から1時間ほどの、恵山という温泉も湧く素敵な海の町です。
創作ご当地グルメのさきがけで、えびを入れた、「えびまるくん」を商工会の元気な女性たちで商品化、町のアピールに貢献しています。
小市さんに電話すると、いまが一番、甘いらしく、この薄紅色がたまりません！
早速、BOSSにもらった、山葵も活躍。
母からのえんどう豆ご飯もあいます。
海老は、生良し、煮ても良し、頭の素揚げ良し。
海老尽くしにしても、一回では食べきれないのでありました。
今、発売中のダンチュウに、のぐちのお好み焼の作り方を紹介しています。
尾道のお好み焼屋さんでは、老舗であり、リーダー的な存在。
私も何度も店のまえまでおじゃまして、やっとこのたび実食することができました。
と、いうのも、金土日しか営業してないからなんです。
ご主人がお年で、娘さんたちが手伝ってくれる週末だけの営業なんですね。
この限りになく薄い生地。おそらくもんじゃよりも薄いはず。
これがのぐちの真骨頂。
定番、というか一番人気は、ずり、すじ、いか天入り。
ずりのコリコリ、すじはヘットのことで、コクをだし、いか天の旨みと食感がきいてます。
たたみ大の鉄板の前では、シャキッと黙々と焼きに熱中するご主人。
でもいつもはダジャレ連発で、楽しい人なんです。
この粉をギリギリまで薄く溶いて、半世紀。
でもホットプレートでも再現できました！
NＨＫてっぱんで、尾道焼きがそこまで広まったか、つかみきれていませんが、
ずり入り、いか天たっぷりの尾道焼きは、家で作っても大人気ですが、地元でも500円くらいでおいしくいただけます。
井上製麺のすぐ向かいのお店に立ち寄ってみたら、とっても家庭的な雰囲気のお店で、
おいしいのをいただくことができました。
近所の主婦たちが集まってくる地元の人気店ですが、よそ者には入るのにちょっと勇気がいりました。
でも勇気をだして大正解、きょうも勘は冴えてます！
尾道ラーメン、といっても今ではご当地ラーメンなど、あったりまえだのクラッカー状態ですが。
でも尾道ラーメンは、ご当地ものとしては、早い時期から注目されていました。
造船、鉄鋼業でさかえるこの土地柄、背脂たっぷりで、冷めない、濃厚ラーメンが働く人たちのおなかをがっつりつかんではなさなかったからでしょう。
こちらは尾道ラーメンの発祥ともいえる、老舗。
いまだに人気です。
ぎょうざ半分と、ラーメンをお願いしました。
私にはちょっと脂が強いですが、ファンには忘れられないものなんでしょう。
次回はまた、鯛スープの尾道駅近くのあのお店に行きたいものです。
岩手県二戸市で購入した、かっくい(ナラタケ、サモダシ)の塩漬け。
きのこなんですが、いま一番はまってる食材なんです。
香りと食感が独特で、関西ではお目にかかれない茸です。
麺との相性もよく、なんにでも入れてしまいます。
鉄なべ餃子を徹底的に食べたかった、という今回の目的は、餃子を愛するまーくんのおかげで果たすことができました。
雨の中、若松まで走ります。
こちらのお店も地元の人に愛されてます。
包むスピードも、その真剣さも、息ののんでみつめてしまう焼き技も、お見事！
鉄なべ餃子のお店には、なぜか鉄なべ専用に鉄板がカウンターにひいてあるんですよね。
スープ餃子、水ぎょうざ、同じ餃子なのに、仕上がりが変わるのも不思議不思議。
ほら、お土産用の餃子のこの量。
人の集うとこに、この餃子あり！って感じです。
言い忘れていましたが、どのお店も餃子の羽は、わざわざつけません、
皮の打ち粉を落とすように水をかけるので、それが薄皮となり、餃子の控えめの羽となって仕上がります。
このあたりの仕事も、ルーツを感じさせるもので、八幡ぎょうざに乾杯～脱帽！
裏にあるお好み焼のお店も気になりましたが、閉まっていて次回のお楽しみ。
鉄なべ餃子発祥の町、八幡界隈には、中華系、食堂系、ラーメン系など、いろんな業態で、おいしい餃子があるようで、八幡ぎょうざ協議会の原田まーくんも、限られた時間内で私をどこに案内すべきが、ずいぶん迷ったそうです。
ですが、まーくんの勘は的中、私はこちらのお店もたいへん気に入りました。
黒崎の本店でもしっかり勉強したこちらのご主人は、なんと一分間に何十個も包めるという達人です。
皮を食べていただきたい・・とおっしゃるように、カリッとパリッともっちりと、皮があんに負けてないのが嬉しい。
まさに餃子通向けの餃子が鉄なべ餃子の真骨頂かもしれません。
鉄なべ餃子の発祥はどこか・・という問題はさておいて、
黒崎駅近くのこちらは、筋金入りのルーツの一つといえます。
屋台で中国人が焼いていた餃子を見本に、日本人に合うものにアレンジしたのが半世紀以上も昔。
「やまとぎょうざ」と書かれているのも、そのへんに理由があるようです。
お店では、注文を受けてから一個一個丁寧に包まれて、すき焼き用の鉄鍋に並べて次々に焼かれていきます。
90歳近い女将さんがしっかりとした口調でお店の歴史を語ってくださり、鉄なべのまえで息子さんが黙々と焼き続けて、博多発祥説を眉唾に感じてしまいます。
焼きそばは麺が太く、バランスいいソース味。卵もあいます。
八幡ぎょうざ専門店では、なぜか焼きそばがメニューに定番になってることが多いのも特徴かと。
このスープ餃子、皮のもち感が絶品です！！
女将さんもお元気。
以下の文章は、食べログの記事から引用しました。いろんな方が丁寧に書かれているところからも、こちらのお店の人気がうかがえます。
北九州市八幡西区黒崎駅そばの、本店 鉄なべ。
丸い鉄なべで餃子を焼いてアツアツの鉄なべで供される、北九州八幡で誕生した「鉄なべ餃子」の発祥店です。
店主の女将さんが考案したこのスタイル、戦後に八幡東区の製鉄通りで創業したとのこと。なるほど、鉄なべも納得です。
現在86歳の女将さんが作る餃子のキャリアは55年。現役で元気に息子さんと店を切り盛りされています。若松区の鉄なべは、弟さんのお店。
当時まだ少なかった「餃子を出すお店」を独自のスタイルで考案。女将さんは、日本人の口に合うように作った「やまとぎょうざ」だと言われてます。ラードは利用せず、さっぱり食べて貰うのも、女将さんの拘り。「餃子だけ」を、とことん食べたいとき、北九州っ子の私には、このお店が一番です。毎日店内の見える場所で、餃子が作り続けられています。
こちらのメニュー、思えば非常にレアな気がします。
