コナモン日記

2479/ いよいよ準備

変わり果てた町の様相に唖然としてばかりいられません！

この軍手で重い食材を運びます。

お好み焼粉、たこ焼粉、キャベツ、豚バラ、卵、たこ焼器、プロパン・・・

はやっぴ、でんちゃん、雷太君たち、日本コナモン協会メンバーは黙々とスタンバイ中。

荷物はすべて、クロネコヤマトの山田町センター止め。

ヤマトの方々も親切で助かりました。ここに置いてあるハッカキャンデーはおいしいです、癒されます（＾　＾；

こちらが復興食堂の会場です。

2478/ 山田町の銭湯の名残

山田町がどんな町だったのか、まったく想像もつかないほど、瓦礫も撤去され、いまはさら地になっています。

走りすぎるだけでは、人の気配もなく、生活の片鱗も感じられませんが、ちょっと立ち寄ってみると、

これまでの暮らしの一端が感じられる遺物に出会います。

曲がりくねった「ひなん路」案内。

道路には「津波浸水想定区域ここまで」という標識が何度もあります。

このあたりは、本当に津波が多い場所なんですね。

３つに折れ曲がった大きな電柱。無残な鉄筋が物語るのは、津波の破壊力、自然の怖さ。

おそらく主を失った家に、そっと飾られた、子供の絵。

そして、お風呂屋さんの店先。

シャッターのゆがみ、下足箱の倒壊、屋号も海に消えて、「湯」の文字だけが読み取れます。

国道４５号線からみた、山田町の中心市街。

蔵らしきもの、わずかな建造物が、わびしく残されて、あとはなにもかも片付けられていました。

2477/ 岩手復興食堂へ

震災後から、炊き出しなどのタイミングをはかっていました。

もちろんメンバーがいろんな形でお手伝いしているのですが、協会として何ができるか、どういう形がいいのか模索していました。

そして今回、岩手復興食堂に協力することになりました。

岩手復興食堂とは、地元の人気シンガー松本哲也さんの呼びかけで、

毎週土日、岩手の被災地で開催される音楽と炊き出しの広場です。

盛岡などの飲食店など、たくさんのお店や団体が協力する応援部隊で、

なかなか外部の者が行きにくいエリアにも出かけ、暖かい、かゆいとこに手の届く、意義ある炊き出しを継続している会なのです。

今回の場所は、岩手県下閉伊郡山田町。

宮古と釜石の間にある、2万人足らずの漁業の町ですが、海岸線は美しく、本当に素晴らしい自然豊かな町です。

宮古の人に聞くと、山田町は火事も出て、８割が亡くなったといいます。

そんなところに出かけていって、みなさんに喜んでもらうことができるのでしょうか。

なんとなくの異臭のなか、瓦礫の山を見ながら、整備された道を走りながら、現場を下見にいき、明日のことがちょっと不安な私たちでした。

2476/ 最高のみず＠横手山内三又

篤子さんは、みずも入れてくださいました。

私はこれが大好きなんです。

ふきみたいに皮をむいて、さっとゆがいたら、天然の緑が、きらきらします。

根っこは、少しピンク。なんだか愛らしいでしょ。

生のみずは、こちら。これが群生している宝のお山が、横手市山内三又には一杯あるんですよ。

自然の恵みに感謝します！

2475/ 秋田県横手からの宝箱

チルドで送られてきた、高橋篤子さんからの箱は、まるで宝箱です。

ふたをあけると、大きすぎる朴葉。

お皿にしてつかうこともあるそうです。

そして大量のわらび。去年、根っこの収穫もお手伝いして、上のわらびもたくさんいただきました。

近所の料理上手の方におすそわけしたら、こんな長いのはこちらでは見たことがない。

色もブルーとグリーンで、初めての色。秋田はちがうわあ＾＾と感激の声。

いぶりんピック初代クイーンの篤子さん作、上等ないぶりがっこ。

こちらは秋田大学の学生さんたちとの共同開発、いぶりばでぃ。

名前も楽しい。

高橋家当主、登さんの得意げなお顔も浮かびます。

2474/ 泉州の水ナス

今年も泉州から届きます。これでわが家も糠漬け解禁！

畑のなかのお宝みたいに、水ナスがええ塩梅でいっぱい。

まだまだ浅いですが、サラダみたいにバクバクいただきます！

2473/ 自家製パスタ博物館

このお店のシェフは、３０年以上もまえにイタリアにでかけて、各地のお店を修業してまわった人だけあって、

とにかくパスタのバリエーションがすごい、まるで生パスタミュージアム。

こちらは、ガルガネッリ。

真ん中に切り目がはいってるのは、こちらの特製で、より食感の妙が楽しめるものだそうです。

こちらは、コルチェッティと、それを作るためのスタンパーティ。

積み木ではないんです。でもこれらの木製道具はシェフの手づくりというから驚き！

バターソースとからんで、たまりません。味にうるさいはやっぴも、めっちゃほおばってます。

全粒粉のパンが、またすごい。イタリアンコナモンのお師匠様と呼びたい！

栗粉のニョッキも風格あります。いさきのソースも完璧です。

こんなパスタを究めたシェフが、もっともっと増えてくれることを祈っております。

2472/ 極細生パスタ キッタラ＠トリトーネ

イギリスからのお客さんと新地のリストランテへ。

生パスタがお得意のお店で、私もかなり以前におじゃまして感動した大好きなお店。

キッタラという楽器の弦をつかって細く細く切ります。

でも現地では、３ミリとか６ミリが普通らしく、細くしたのはこちらのシェフ、安藤宗雄さん。

そうめんよりも細く、ゆで時間は、３秒。潔い！！

夏野菜の旨みがからんで、冷製ですが、冷静になんて食べてられまへん。

こちらの特製金属棒で、弦にのったパスタをこすると、下に細くなって出てくるというもの。

弦は微妙に上下してつけてあります。その理由もまた渋い！

こちらは前菜。スパークリングワインで乾杯です。

キッタラ食べに、きはったら？

ダジャレも許してもらいましょう。

2471/ 痛快！ するめピザ

Yes-fm　オコタコRadioの収録で、心斎橋のバルマスタードの近藤さんが、するめの肴ピザをもってきてくださいました。

今、カメラ修理中で、代わりのものなのでブレてて残念ですが、

するめ、マヨネーズ、トマトソース、チーズ・・・この組み合わせがおいしいのは、誰だって想像できると思います。

でも、スルメがピザにのるなんて、すごい盲点で、脱帽ですよ。

ほかの創作メニューも全部試したくなりますよね。

2470/ 自家製バニラ

アイスモナカの試作のために購入したアイスクリームメイカーで、バニラアイスを作りました。

バニラはインドで買った上物、あとはミルクと卵黄とお砂糖で、完璧にうまいです。

ロイヤルコペンハーゲン、テネラのテーブルにのせて、スプーンは、Signe Persson-Melin　のコルクの持ち手タイプ。

自家製は、どんな店のものにもかないませんよね。