コナモン日記

990/ せきさわ＠小布施

鈴花、蔵部、ヴァンヴェール・・・小布施には素敵で、おいしいお店がありようですが、今回はあえて、日本一とも言われるほど人気の、蕎麦屋さんにしました。

お店に入って待つことほぼ１時間。それくらい丁寧に作っているということでしょう。しかも空腹は最大の・・ということで、蕎麦がきを少量の味噌と醤油で味わったあと、胡麻切りの変わり蕎麦も一気にいただきました。ほんとに細くて、繊細なお蕎麦。おだしにつけると胡麻の風味が一層香りたちます。

塗りの器や折敷、蕎麦猪口も、愛らしく、さりげなく落ち着いた風格です。

1991年からの群馬の人気店が、蕎麦の産地に近いところを目指して、移転したそうで、この数年、通う人が増えている名店。

確かによくできたお蕎麦です。荒挽きは、色もわずかに薄緑、しっかりした歯ごたえと香りがたまりません。一味でまた趣が変化します。

じんわりと旨みが余韻となる、なるほどの絶品蕎麦。さらに私は冷がけをたのみました。

お蕎麦につめたいおだし・・このタイプは、蕎麦にもだしにもよほど自信がないと出せないでしょうね。薬味の梅干もきいてましたよ～。

連れてってくださった清司さん、ありがとうございました！

989/ 小布施めぐり

小布施まで足をのばしました。小布施には、高井鴻山という文人画家の大富豪が、幕末の志士たちと語らい、北斎を招いて岩松院の天井に独特の構図の鳳凰を描かせたり、文化度の高い町ですね。

この牛蒡図は鴻山作、ほかにもユニークな妖怪図や幟が残っています。

近年は栗菓子で、小布施堂、竹林堂、桜井甘精堂など、有名店が続出してますが、栗での町おこしは、歩道に栗の木がはめ込めんであることからも、納得。

栗、リンゴ、柿、ざくろ・・・いろんな果樹が町の景観となって、青空に映えます。

988/ 今年も、おやき三昧

今年もおやきをいっぱい食べました。善光寺界隈では、朝早くから湯気をたててつくっている店だらけ。

今回は、南屋製菓店、西澤餅店です。池田菓子店さんと、喜世栄さんは、おやきがまだできあがってなくて、あきらめました。

皮の厚み、食感、粉の配合から、具材のバリエーション、味つけ・・店ごとにまったくちがいます。同じ野沢菜でも、きざみ方、ほかの具材との合わせ方までちがっていて、私はここ、うちはここ、とMｙおやき店があるんでしょうね。

今回、南屋さんのキャベツも驚きのおいしさでした。おやきって、食べるごとに発見満載ですね。

987/ 膳の和食と夜明け前

長野にいい店がたくさんあるのはよくわかってるつもりでしたが、ここまでバランスのいい和食屋さんがあるとは～です。

上田にあるお店が、信越放送のビルにもはいり、地元から愛されているそうです。

それもそのはず、お魚、お酒、こだわりもありながら、使いやすいお値段で、通いたくなるお店ですね。

まこもの天ぷら、めかぶ、里芋の揚げだし、お刺身・・・美季ティゆかりの地酒、夜明け前が染み入りました。

986/ 日和カフェ＆藤田旅館

信越放送での２時間生放送での信州たこ焼き実演が終わり、はやっぴのカイヤさんとのたこ焼き指南ラジオ出演も終了。

夕方、長野支部をお願いしているカントリープレスの荒川」清司さんと、美季ティの仏前におまいりさせてもらいました。長野を編集した市川美季さん、８月の彼女の死はあまりにも突然でたくさんの人たちに悲しみをもたらしました。

美季ティと２４年間、長野とともに過ごしてきた清司さんと、ゆっくりお話できて、今回の長野は私のなかでさらに大きな存在となりました。

美季ティの残したものはたくさんありますが、そのひとつ、日和カフェに立ち寄り、由緒ある藤田旅館でバーニャカウダをつまみながら、美季ティのことを偲びました。

985/ 長野のいろいろ

長野善光寺前は、歩いていける距離にいろんな名物があるんです。かんだた、という蕎麦屋もおすすめですが、今回は立ち寄る時間なさそうですね。

984/ 粉使いのうまいイタリアン

打ち合わせのあと、遅い晩ご飯をどこにしようか、コナ博サイトで検索。
ホテルのそばのイタリアン、いたりあsakaba ＵＮＯにしました。
キタアカリで作ったニョッキ、ルッコラのサラダ、ハチノスのトリッパ、タリアテッレ、グリッシーニ＆生ハム、まるでうどんのウンブリチェロ。
トリッパはミラノで食べたのよりずっと上品でうまかったっす。
デザートはブリュレ、ほうじ茶のアフォガート、リンゴタルト。
センスのいいシェフとの出会いは人生を豊かにするもんですねっ。

983/ cafe JOLI @長野

長野善光寺前もコナ博全開です。
信越放送のリハーサルまでに時間があるので、気になるカフェへ。ボリューム満点キッシュ、フレンチトーストを頼みます。
（さっきラーメン食べたとこなのにね。）
こんなcafeがある町は文句なしにステキです〜

982/ 夜泣そば ふくや@長野

今日からまた長野〜明日の信越放送の２時間生放送に備えます。

今年で３回目となるコナモンフェスティバル。ゲストは優こりんや時任あみなど変わるものの、石ちゃんと私たち（ウッスマン、たこ焼き工房４３）だけは、３年連続、長野オリンピック以来賑わいのなか、信州たこ焼きを披露するのです。
が、まずは腹ごしらえ。半世紀続く昔ながらの支那ソバはチャーシューがとろけます。

981/ 無庵２日目

岩手のあずまみね、はやっぴ好みの「雨後の月」をいただきながら、今夜も無庵さんで舌鼓を打ちます。

今日は、鴨ロース、あぶり鴨、自家製唐墨、天ぷらなど、昨日食べなかったものを選びました。焼き味噌も、むかご付き、よその焼き味噌とは一味もふた味もちがいます。

〆には、蕎麦団子と栗の渋川煮。渋川煮が天ぷらになって登場するとは・・・死ぬ前に出かけたいお店の一つが、またできました。

ご主人がいつまでもお見送りくださって、本当に感激の出会いとなりました。今度立川に出向くのはいつのことでしょうか。